スタッフインタビュー

 

前列 左から

松園さん:猫山スキー場 フロント担当 平成28年11月入社

平尾さん:道後山高原荘、すずらんの湯フロント担当 平成28年1月入社

 

後列 左から

岩崎さん:猫山スキー場 営業担当   平成27年7月入社 

谷口さん:猫山スキー場 業務主任   平成25年10月入社

倉迫さん:猫山スキー場 料理長    平成26年4月入社

ー入社までの経緯を教えて下さい。

谷口: 猫山スキー場で以前からバイトをしていまして、その時からの上司が新たにBTMを立ち上げてスキー場運営をやるということで、入社させて頂きました。

倉迫: 僕は比婆道後山高原荘(以下高原荘)の方でずっと働いていました。施設管理会社がBTMに替わったとき、そのまま雇用していただきました。

平尾: 僕は一昨年の12月に大阪から妻の実家である庄原にIターンで来まして、ハローワークで仕事を探してるときに近所の人がBTMを紹介してくれて、それで面接を受け入社しました。

岩崎: 僕は、1シーズン20~30回くらい滑る猫山スキー場の客として10年くらい通っていました。30才になる頃に、転職をしようと思っていたときに、ちょうど谷口さんにお誘いをいただいて、スキーに携わる仕事ができるということで、是非やってみたくて、入社しました。

松園: 僕の場合は、ハローワークで見つけて、それがきっかけで入りました。

ーBTMに入社しよう!と決意した決め手みたいなものはあったんですか?

岩崎: 自分の場合はとにかく猫山スキー場が好きだったので、そこで働けるという事と、猫山スキー場のゲレンデ作りや、自分はパークっていう競技で飛んだりするんで、そういう物の作り方であるとか、そういうところに対する姿勢が、とても感動すると言ったら大袈裟ですけど、是非ここで働いてみたいなと思ったのが決め手ですね。

ーそんなに他のスキー場と違うんですか?その作り方は。

岩崎: まあ、僕が個人的に思う限りでは、猫山スキー場は他所とはまるで熱が違う、熱意が違うっていう印象ですかね。スタッフが良くして行こうっていう熱意がとってもあるっていうか。

ーほかの方はどうですか?

谷口: 自分も基本的に猫山スキー場が好きなんです。BTMに入社するという事は、猫山スキー場自体を自分たちで作れるっていう、それはやっぱりすごく嬉しいっていうか、すごい興味がありますし、すごく魅力的です。

それと現場のことをよく知っている上司が社長になられるっていうので、スムーズに仕事ができるっていうのを感じたからです。


倉迫: 僕はもう長いんですよ。ほぼ15~16年は勤めてるんです。一番最初は、何の気なしに入社して、ただ単に調理を覚えていっただけなんですが、自分自身が料理を覚えていくっていう一つの楽しみがあって、そこで、自分自身では少し成長できたかなって思いながらやっています。実は、一時期離れたことがあるんですけど、やっぱり、陸上関係の食事を作りたいっていうのがあったから、そちらの会社を辞めてこっちに戻って来たんです。オリンピック、世界選手権に行かれるような選手のメニューを作れるというのがすごく楽しいし、実業団チームのスタッフとの絆や仲間意識も出てきますし。長年働いていると、選手だった子が数年後に今度はスタッフで戻って来るっていうこともあったり、それを味わいたいっていうのを今も思ってますね。

松園: 僕の場合、前職において「広島クロスカントリーリレー」に関する仕事に就いていたんですよね。そのとき、BTMと色々と付き合いがあったもので、それが決め手になりました。

面接のときに、社長と話して、うちで働いたら成長できるよと言われ、『成長できるのかなー』と(笑)で、まあ成長してます。(笑)

ー頑張るぞ!と決意して入社したものの、実際に仕事をしてみて、戸惑った事だとか、失敗した事だとか、結構苦労した事とか、あるんじゃないですか?

倉迫: 僕は高原荘から猫山スキー場に勤務地が変わったんです。行った瞬間からまず何をやっていいかわからないし、全くやり方が違うんです。行った瞬間から、料理長という立場でありながらはっきり言って丁稚小僧でした。やっぱり何もかもが一からでしたね。僕もいい歳なんですけど、ちょっと成長できたかなと。(笑)そういう意味では、苦労はしてるけど、楽しいかもしれない

岩崎: もう、失敗ばっかりで、僕なんかはまだ入ったばっかりで。毎日勉強の連続です。

ー例えばどんな失敗ですか?

平尾: 食事の数を間違えたりとか、実務的な失敗からいろいろ・・・多すぎて。(笑)

大変なのは、ほんとに、一から、白紙の状態から仕事を覚えてる状態なんで、大変ですけどまあ慣れてくるのかなぁ、と思いながらやっています。

岩崎: 結構、お客さんとかによく言われるんですけど、スキー場ってオフシーズン何してるの?みたいな。スキー場の仕事って、シーズン中は勿論なんですけど、オフシーズンにすごい色んな仕事がある。準備しかり、営業しかりっていう、あと冬のシーズンが終わった後、反省して来年にどう活かすかとか、まあ、そういうとにかくオフシーズンにこんなに業務がいろいろある所はすごく驚きました


松園: まあ、僕もまだ入ったばかりなんで、お客さんの顔と名前が覚えられないとか、失敗ばかりです。

ーBTMってどんなタイプの社員が多いんでしょう?

倉迫: 猫山スキー場に関しては一見、自由気まま。仕事を誰かに決めてもらってやるんじゃなくて、自分が今日1日何をやるかっていうのを決めてやってるんです。ただし、その分責任も大きいですけどね。

岩崎: ミスを人のせいにしたりとか、「あいつが勝手にやったことだ、自分は知らない」そういう風潮は無いと思いますね。「あいつに勝手にやっとってもらえ」みたいな風潮は、全く無いです。何か問題が起こった時に、「お前のせいだから、お前がやっとけ」じゃなくって、みんなで、「起きたことは仕方がないから、どうする?」とみんなで、どうしたら問題がうまく前に進むのかっていう方向に一斉にそっちを向く、みたいな所はあるかな、という風に思いますね。

谷口: そうですね、今、岩崎君が言ったように、うちの職場は一人ひとりが責任を持ちながら仕事をするんですが、ミスや足らない部分ていうのは、やっぱり、気づいた人がすぐ本人に伝えたり、こういう風にした方がいいんじゃないんかっていう相談はしますよね。誰かがミスしたから『こいつが悪い』というのではなく、どういう風に直していけばいいかとか、皆そういう考え方を持っているので多分、個人攻撃するようなことは無いと思います。

松園: 皆さんがおっしゃられた通り、みんな仕事熱心で、自分の仕事に責任を持っている方ばっかり。

ー素晴らしいですねー。皆さん、お客様と接する仕事ですよね。猫山スキー場も高原荘も。そんな時に、気をつけてる事とか、意識してる事はありますか?

岩崎: 一言で言うと、バランス感覚かな。お客様によってサービス内容を変えちゃあいけませんが、接客をする上で、最低限の事は守った上で、ゆるく行くのか、かしこまって行くのか、通り一辺倒ではなくて、うまくこう、組み合わせを変えながらそういう所のバランス感覚みたいなのは大事なのかなーと。

谷口: BTMにはみんなで考えた「モデル行動」(※注1)というものがあって、クレームとかがあった場合に、それを無くすために社員が集まってそれを基準に「これはモデル行動にちょっと反してるかな」と考えるようにしています。


平尾: 僕の担当は、高原荘なんで、例えばフロント業務では、お客様の顔と名前を覚えて、常連のお客様でロッカーのカギとか決まってるお客様があったり、そういうのも覚えて、先に用意してたりとか、そういう気配りをしています。あとは、合宿の団体さんでも、席の位置とかしっかり覚えて、過ごしやすい夕食の配置やら、この監督の時には氷が要るな、クセをというか、気持ちよくすごしていただくため、そういう事もメモしながらやってます。

谷口: あと、誕生日も調べるんだよね?

平尾: そうです。選手の誕生日を調べて、合宿期間中に誕生日だったら、女性の場合ケーキを、男性の時はお酒をサプライズプレゼントしています。

ーどうです?反応は?

平尾: やっぱり、喜んでくれますよね。先日、とあるチームのコーチの誕生日で、選手の方とサプライズで歌をプレゼントしようと。僕がギターを持って来て選手全員で、AKBを歌ったら、夕食がサプライズバースデータイムになって、大盛り上がりになりました。

松園: 僕は、お客様が何を求めているのかっていうのを、仕草や言葉の裏から感じて、とにかく、どうすれば満足してもらえるかっていうのを考えています。

ーところで、仕事していて嬉しかった事とか?楽しい時とかはどんな時ですか?こんな時やりがいを感じるなあ、とか?

倉迫: 来てくれるお客さんは、競技されてる方たちなので、やっぱりいい成績を残されたら、それはもう一番うれしいですね。あと、世界選手権やオリンピック代表になられた時はやっぱり嬉しいですね。特別に僕らがお世話をしたというのではないんだろうけど、やっぱり、ここに来て頂いて、食事を作ったりして、世話をしたっていうことで、そこまで行っていただけたらこっちも鼻高々だし、本当に嬉しいなと思います。どんどん続いて欲しいなって思いますね。


岩崎: 僕はほんとに、スキーというウインタースポーツがすごく好きなので、まあ一緒になって楽しんでいます。

と言っても、一緒に滑るって事じゃなくって、思いを共感するという意味ですね。「こんな遊び方したら楽しいよ」っていうのをこっちが提案して、お客さんが実際にそれをやってすごく楽しかったと思ってくれたら、それはもう一緒に楽しんでいるのと同じと捉えて。だから、その時が嬉しいなって思いますね。

岩崎: 僕は、ありきたりかもしれないですが、宴会とかで「おいしかったよ、今日の料理良かったー」って言ってもらえたら嬉しいですし、お風呂でも「気持ちよかったー」「また来るわ」って言ってくれたら嬉しいですし、倉迫さんが言う通り、お世話したチームや選手たちが活躍してたら嬉しいし、そんな方に使ってもらってるんだなーっていう誇りみたいなもの出て来るんですよね。

倉迫: そのために、新聞で大会結果もよく見ますね。競技大会がいつあるかも調べますし、近場の時は見に行くようにはしてるんです。

見に行くとともに、顔を覚えてもらってますので、できるだけ選手やコーチにご挨拶します。営業活動にもなりますし。で、また、新たにご紹介いただいたり。最近特に平尾さんが遠くまで行くようにしてますし、社長自らも営業に行かれているので、僕も行ける所は行こうかなと思っています。その辺はみんなやっていると思うんで。あと、何かあればすぐ祝電も打ちますし。そういう祝電を打とうと思えばやっぱり、情報を得ておかないとまずいので、インターネットやニュースは欠かさずチェックしています

谷口: スキー場の仕事を長くやっていると、いろいろなお客さんと出会える、もしくは顔を覚えてもらえる。で、一緒に話をしたり、そういうのも楽しいですね。

それからうちの会社はいろいろな部署があるんですが、多能工化にならないといけません。自分の得意分野で無いことが、少しできるようになってくる、そんなとき喜びが大きいですね。

松園: お客様の対応をして、それでお客さんが満足して笑顔になってもらえたらやっぱり嬉しい思います。

ー最近入社された3人の方、働き始めてプライベートで、何か変化だとかありましたか?

岩崎: 自分は今までサービス業には一切関わってなかったので、今までと180度違う方向からいろいろなことが見えてきます。例えばコンビニに行ってコーヒーを買う、買って店を出るっていう行動の中で、今までは何にも考えずにコーヒーを買って出るっていうだけだったのが、コーヒーを買うときに棚が雑だったら、ちょっと・・みたいなとか、店員さんの対応で、良い所、悪い所を、ほんとに30秒のやりとりの中で頭の中にスッと入れて、とか、そういう風な見方をするようになったかなーと思いますね。今まで全くそんなことは考えてもなかったので。ただ、お客さんとして、やられて嫌だったことは、ただ嫌だなって終わるんじゃなくて、自分が提供する立場のときは、「それはお客さんに対してやってはいけないんだな」っていうふうに自分の中に落とし込むっていうことを少しずつやっているような感覚はありますね。


谷口・倉迫: 偉い!(笑)

平尾: 僕も、プライベートでレストランに行ったら、この店は何人で回してるのかなと思ってしまいますね。(笑)

あー、この料理頑張ってるなーとか、そういう目線で見てしまいますし、食器も店員さんが片づけやすいように並べてしまいますね。(笑)

サービスのことも、温泉も色んな温泉に行ったりして、勉強もしないといけないんで、家族で子供を連れて行くようにして。そこで『こんなサービスこんな値段でやってる、すごいなー』とか、『ちょっとこれはぼったくりだなー』とか、色々自分で研究というか、参考にというか、そういうのを見ながら。そういう目で見てしまうというか。

谷口・倉迫: 偉い!(笑)

松園: まあ、一番大きな変化と言えば、やっぱり、朝早く起きるようになったことですね(笑)おかげで、健康になりました。(笑)

谷口・倉迫: 偉い!(笑)

ーところで、休みの日は皆さんどんなことをされてるんですか?

谷口: 遊びが変わるというか。今まで興味がないものも興味が出て来るというか。基本的にこういうレジャー産業もしくは接客系統の仕事をしているので、それから離れた所もよく行きますよね。山登りをしたりとか。

あと、人がいない所に行ってみたり。で、ここが山の中なので真反対に海に行くとか。

倉迫: 僕は基本的にシーズン中でしたら滅多に休めないんで。まず家で一日ずっと、ぼーっとしてます。(笑)

僕は渓流釣りが趣味なんで、それはしてるんですけど。あとは家からあまり出ないですね。

平尾: いま、3才の息子がいるんで、どっか連れてったり、一緒に遊んだりするのが一番多いですね。一人の時はもうだらーっとしてますね。(笑)

松園: 僕も可能な限り体を休めてます(笑)

岩崎: 僕なんかは皆さんとは真反対で、可能な限り体を動かしたい。休みの日が週1回しか、今日しか遊べないから今日遊ぶ、みたいな。とにかく1日遊ぶ!みたいな感じで。朝も仕事以上に早く起きて、釣りして、釣りが終わったらけん玉して、けん玉終わったらボルダリングして。とにかくどうやったら1日遊び倒せるかなと。1日家におらずに、あんまりお金をかけずに。どうやったら遊び倒せるかなみたいな感じで1日ずーっと遊ぶのが楽しいみたいな。

倉迫: それは、若いからよ(笑)やっぱり、50歳になってからですね、僕も大体 前は何があろうが出てましたね、家から。家に居たくなかった。それがやっぱり歳とともに、家に居たくなるもんで。(笑)

ー皆さんの将来の目標や、夢を聞かせてください

谷口: 基本的に、僕はBTMが好きなので、もっともっと、猫山スキー場や高原荘、要するに会社自体を世間に広めたいですよね。もっと有名したいと。

倉迫: 僕も一緒ですね。冬の4か月間と、夏の2か月間のみで、あとの空いた時期をどうやってお客さんを入れるかっていうことですよね。そこはもう絶対にしないといけないのかと。例えば、バーベキューなんかも、もっともっと他所と違う何かをやればいいなとか。


谷口: そうですね。日本一とまでは、ちょっとアレですが、西日本一というか・・

一同: 日本一よ!

谷口: とにかく、もう、ここじゃないとダメって言われるくらいの施設にしたいですね。他じゃあ満足できない、猫山スキー場、高原荘じゃないとダメって言わせられるようになったら嬉しいですね。

岩崎: 僕はとにかく、ウィンタースポーツ、スキー人口を広げたい、と思っています。猫山スキー場に来てもらう人を勿論増やしたいんですけど、もうとにかくウィンタースポーツの人口を増やす。分母が広がれば猫山に来てもらう人も増えるはずなんで。とにかく、土台、すそ野を広げるところですかね。そのうえでスキーのシェアが、広がったらいいなー。

松園: 僕はやっぱり、施設の不備とかを直して、もっと最新で綺麗な設備を用意しもっとお客さんに満足してもらえるような、そんな猫山にしたいです。

ーでは、最後一言。皆さんにとってBTMはどんな会社ですか?

谷口: 自分たちの手で育てられる会社なので、それが楽しいです。

倉迫: 一緒ですね。仕事を自分で見つけてやってるんで、やりがいがあるっていうのが現実です。楽しいです。

平尾: 僕は、自分自身が成長できる会社だと思います。

岩崎: 自分に目標を見つけさせてくれた会社、見せてくれた会社です。

松園: もっと大きい会社にしてあげたいと社員に思わせるような会社です。

ー皆さん、今日はお忙しいところありがとうございました。ぜひ、頑張ってください!

一同: ありがとうございました!